2026.03.17(火)09:00
PBL紹介/いかだ焼本舗 正上
産学連携プロジェクト(PBL)のご紹介です。
連携団体:株式会社正上 https://www.shoujyou.com/
連携団体:ちばぎん商店株式会社 https://cbmnet.co.jp/
採用学生:山本 遙菜/3年 グラフィックデザインコース(習志野市立習志野高等学校出身)

老舗の「生しょうゆ」パッケージを学生がデザイン!
千葉デザイナー学院の学生が、香取市佐原の老舗「いかだ焼本舗正上」の看板商品「生しょうゆ」のパッケージデザインに挑戦しました。
今回のプロジェクトでは、総勢19名の学生がコンペに参加。
その中から厳正な審査を経て、山本遙菜さんのデザインが商品パッケージとして採用されました。
伝統ある老舗企業と学生の感性が融合した、新しい「生しょうゆ」の魅力をご紹介します。
佐原の老舗「いかだ焼本舗正上」

いかだ焼本舗正上は、寛政十二年(1800年)創業。
佐原の醤油屋・佃煮屋として、220年以上にわたり本物の味づくりを追求してきました。
店舗は利根川の支流・小野川のほとりに位置し、小江戸の風情が残る国の重要伝統的建造物群保存地区の中心にあります。建物は千葉県有形文化財にも指定されており、歴史ある街並みとともに江戸の食文化を今に伝えています。
正上のルーツ「生しょうゆ」

今回のパッケージデザインの対象となったのは、正上の原点ともいえる人気商品**「生しょうゆ」**です。
1年間丁寧に熟成させた本醸造の天然生しょうゆで、火入れを行わない“生”の状態で出荷されるのが特徴です。
火入れ加工をしていないため酵母菌が生きており、開封後も発酵が進みながら日々味わいが深まっていくのが魅力。
出荷時は赤みのある半透明ですが、熟成が進むにつれて色味と旨味が増し、奥行きのある味わいへと変化します。
辛さよりも旨味が際立つ繊細な味わいは、刺身のつけ醤油や卵かけご飯などに最適です。
千葉県事業「ちばのキラリ商品支援事業」とのコラボ

今回の取り組みは、千葉県が実施する**「ちばのキラリ商品支援事業」**の一環として行われました。
県産農林水産物などの地域資源を活用した商品の開発や販売を支援する事業で、県内事業者とのマッチング企画として、千葉デザイナー学院の学生がパッケージデザイン制作に参加しました。
学生たちは商品の歴史やパッケージ印刷についての講義を受けながら、コンペ形式でデザイン案を制作しました。
「C-VALUE」プロジェクトによる商品開発支援

今回の商品化は、ちばぎん商店株式会社が展開するプロジェクト**「C-VALUE」**の取り組みの中で実現しました。
C-VALUEは、千葉に埋もれている本当に良いものを見つけ出し、新しい千葉ブランドを生み出すプロジェクトです。
商品企画、販売戦略、ウェブマーケティング、クリエイティブ、クラウドファンディングなど、各分野のプロフェッショナルがチームとなり、ハンズオンでプロダクト開発を支援。スタートアップからスケールアップまで伴走しながら、千葉から全国・世界へと広がるブランドの成長を目指しています。
今回の「生しょうゆ」パッケージプロジェクトも、その一環として実施されました。
採用学生コメント

「水墨画を使用した風雅なパッケージ」
老舗である正上様の伝統と、佐原の街並みや水路が持つ歴史的な情緒を水墨画で繊細に表現しました。
ギフトとしての格調高い上質さと、現代の生活空間にも調和する洗練されたデザインを両立させることを目指し、筆致や余白の使い方にこだわりました。
この地域の誇りを新しい感性で表現することで、手に取った方が佐原の空気感や特別な時間を感じ、贈る人と受け取る人の心をつなぐようなパッケージを目指しました。
クラウドファンディングで先行販売

学生デザインの「生しょうゆ」は、クラウドファンディングで先行オンライン販売を実施。※2026年3月11日現在
2026年4月以降、贈答用として特別デザインボックス入りで提供される予定です。
商品情報
生しょうゆ(500ml×1瓶)特別デザインボックス入り
価格:1,980円
千葉の学生が手がけたパッケージと、正上自慢の生しょうゆの味わいをぜひお楽しみください。

商品は、千葉銀行千葉駅前支店 **「ちばぎんイノベーションラウンジ」** で実際にご覧いただけます。